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【新刊情報】7月11日(金)『蹴れ、彦五郎』(祥伝社文庫)発売!!

【新刊情報】
7月11日(金)『蹴れ、彦五郎』(祥伝社文庫)が発売されます!!
定価1,100円(税込)

今川義元の嫡男今川彦五郎氏真(ひこごろううじざね)はなぜ名家を
没落させたのか
蹴鞠と歌を何より好んだ戦国武将が天下人に見せた正しき矜持とは?
直木賞作家今村翔吾の凄みあふれる驚愕の初期短編集
桶狭間での父義元の急死を受け、彦五郎氏真は駿河今川氏の当主となった。
だが、落日はすぐそこにーー家臣だった松平元康(徳川家康)は離反、甲斐武田
からも圧迫され、正室である相模北条氏の娘・早川殿とともに転々と落ちゆく
日々。そんな中にも救いはあった。氏真は近江の寺で出会った童子たちの師と
なり、ある希望を抱く。しかし無常にも、天下を掌中に納めつつあった織田信長は、
氏真と心通わせた子らを叛乱の縁者として殺してしまう。蹴鞠の名手であり、
歌をこよなく愛した男が見せた最後の心意地とは……(「蹴れ、彦五郎」)
表題作のほか、感動の七編を収録。

蹴れ、彦五郎(祥伝社文庫)[今村翔吾]






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